5.外装を作る
1. 【外装】を床面を上にし、仕切りユニットを左端を揃え仮止めします。
この状態で縫い穴の始点と終点を決め、キリなどで外装に貫通穴をあけ、マークします。
(仮止め) ここでは接着材を1cmおき程度に塗布し、 パーツを貼り付けました。
2. 【外装】吟面を上にし、先ほどマークした始点から終点まで縫い線を引き穴を あけます。
【仕切り】、【カード入れ】共に しっかり貫通させて下さい。穴をあけた後に、仮止めをはずしておきます。
※厚みがありますので、貫通穴が歪みやすいので慎重に作業します。
カード入れ側から見た状態です。
制作例では、外装に始点・終点をマークした後、一度【仕切り】ユニットを外し、【外装】に縫い穴をあけてから、
再度【仕切り】を仮止めし、菱キリにて一穴一穴貫通させました。
3. 【外装】にコイン入れユニットを取り付けます。【マチ】外周部分にあけた穴が今回の接着部になります。
4. 【外装】とコイン入れユニットをしっかり接着したら、【マチ】外周部の縫い穴を【外装】に写します。
ここまでの作業で二つのユニットが出来上がります。
上:内装ユニット 下:外装ユニット
5. 外装ユニットと内装ユニットを貼り合わせます。まず、コイン入れ側を外装ユニットに貼り合わせます。
内装ユニット床面に写真の様に接着材を塗布します。
制作例では、片面塗布タイプの接着材を使用しています。ご使用の接着材のタイプに合った使用方法で塗布してください。
6. 外装ユニット吟面を上にし、【マチ】外周部の穴を貫通させます。
内部ユニットから見た状態
7. 工程 6. であけた穴を縫い合わせます。
8. 次に、内部から見てカード入れ側を外部ユニットに貼り合わせます。必ず、内部から見て左側を揃えてください。
外部ユニットと内部ユニットでは長さが異なります。
これは、折りたたんだ時に外側と内側での厚みによる差を吸収させる為です。
9. 縫い合わせます。工程 2. であけた穴が合うようにします。
写真にある2ヶ所の糸は「しつけ」です。「しつけ」をしますと、縫っている最中に接着が剥がれたり穴がズレたりしにくくなります。
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